オープンハウスの業績は絶好調 株価も上昇
2021年9月期第3Q決算短信
オープンハウスの株価が最近大きく上昇しています。このブログを記載している時点で時価総額も7,800億円を超えてきておりコロナ禍においても業績は堅調です。直近の決算短信は下記のとおり

売上高は前期比52%増と大幅に増加しています。これは戸建関連事業がコロナ禍でも好調なのと関西を地盤としたマンション事業をやっているプレサンスコーポレーションを第2四半期より連結子会社化したためです。プレサンスコーポレーションの売上高は第3四半期の売上高のうち103,506百万円がのってきています。プレサンスコーポレーションの売上高を除くと480,252百万円となりますがそれでもかなりの成長をしています。
営業利益も前期比89.5%大きく増加しています。このうちプレサンスコーポレーションの営業利益は10,857百万円とされていますので、既存事業の営業利益は61,985百万円となっています。特に戸建関連事業の営業利益は49,745百万円となっており前期比71%増となっており相当利益をあげています。
2021年9月期の業績予想
2021年9月期の業績予想は下記となっています。第3四半期まで好調なので業績予想とおり堅調に推移している感じです。

2023年9月期には売上高1兆円を目標にしておりまだまだ成長途上と考えるとこれからも楽しみな会社です。ただ、コロナが落ち着いた時に戸建関連事業が引続き好調を維持できるか注意すべきところもあります。
オープンハウスの株価が大幅上昇
直近株価は年初から大きく上昇しており、配当も増配基調にあります。
株価は6220円(2021年9月15日の終値)となっており、年初の3,735 円(2021年1月4日終値)から66%上昇しています。配当についても2021年9月期は年間110円と前記の80円から増配されています。配当利回りは1.75%となっていますが株価が上昇してくれているので妥当な利回りだと思います。
不動産業の中ではかなり手堅い経営をしており、2021年9月期3Qでは自己資本比率33.2%(プレサンスコーポレーション子会社化前の2020年9月期では41%)となっています。
その他株価好調 注目企業 一覧(2021年9月解説)
①2023年3月期の第1Qでいきなり業績の上方修正したリクルートホールディングス
株価・業績好調 リクルートホールディングス 2022年3月期 第1Q決算解説
②2021年6月期 メルカリが通期黒字化
③2022年3月期第1Q コロナ禍でも好調なオイシックスの決算
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